- ヘナのペースト、作ったらすぐ使った方がいい?
- ヘナのペースト、余ったら保存できる?
とのようなご質問をよく受けます。
実は、ヘナ100%のペースト、作り置きした方がいいんです。
ペーストの粘りが強くなり、滑らかになって塗布しやすくなるんです。また、仕上がりの色に深みが出ます。
(インディゴブルーが配合されているものに関しては、空気酸化が起こるので、ペーストを作ったら、すぐお使いください。)
今回はレッドヘナを使ってテストしてみましょう。
このテストについては、ペーストの作り置きにより、どのような変化が起こるかを確認することを目的としてます、
実際の発色テストではありません。
テスト商品:ダイコー レッドヘナ(ヘナ100%)
テスト方法:
①ペーストを作ってすぐ塗布
②ペーストを作って8時間後塗布
③ペーストを作って24時間後塗布
テスト条件:室温25℃、自然放置30分
①ペーストの変化
直後:レッドヘナの粒子が細かいため、ダマになりやすい。
8時間後:ペーストの色が少し濃くなった、滑らかになった。
24時間後:ペーストの色が濃くなった、すごく滑らかになった。
ダマの数も少なくなったような気がします。
②仕上がりの変化
画面上はすこしわかりにくいですが、仕上がりの毛束を明るい→濃い順で並べると、
直後→8時間後→24時間後
のようになります。
8時間後と24時間後の色に微妙の差しかないですが、やはり24時間後の仕上がりの色に深みがありました。
(実際の毛束の方が分かりやすいです。)
さて、ペーストの作り置き、置けばおくほどいいのでしょうか?
いいえ、弊社の商品には、防腐剤等のその他の物質一切入ってないので、
保管環境に寄よりますが、冷蔵庫にいれて一週間くらいは保存できます。
それ以上放置しますと、カビが生えます。
上記3本の毛束をカラーチャートにしました、1名様にプレゼントします。
ご希望の方、どうぞメールでご連絡ください。
~ローソン博士~