ヘナだと、なかなか染まらない。。。
天然なものだから、
染まりが悪いのは仕方ありません。。。
そう考えてヘナを諦めちゃう方がいます。
では、
なぜ染まりやすい髪と染まりにくい髪あるんでしょう。
今回、髪についてすこしお話をしたいと思います。
髪の断面を見ると、 毛小皮・毛皮質・毛髄質に分けられるのは ご存じかと思います。
毛髪の断面
毛髪の構造図
ところで、毛皮質(コルテックス)は、 『O-コルテックス』と『P-コルテックス』によって 構成されることをご存じでしたでしょうか。
この二つのコルテックス、それぞれの性質が違います。
『O-コルテックス』は親水性で、 P-コルテックスは親油性になります。
この二つのコルテックスは通常、 1本の髪に同等の割合で存在しております。
が、
片方が多いという方もいらっしゃいます。
染まり易そう!パーマがかかり易そう・・・という方、 『O-コルテックス』が多い髪質の持ち主かもしれません。
髪が柔らかいのは特徴です。
また、 『P-コルテックス』が多い髪は硬いです。
親油性の毛皮質は水に馴染みにくく、浸透しにくいです。
ヘナは水(お湯)で溶いて使うため、 『P-コルテックス』の多い髪に使う場合、 染まりにくいことがあります。
そんな方には、 すこし乳化剤を添加してみるといいかもしれません。
馴染みが良くなりますよ。
髪について猛勉強中のローソン博士より